尾身会長や医師会会長、さらにかつては西浦8割おじさんなど、一部の専門家の誤った舵取りでこの国が取り返しのつかないところまできている。
飲食店や映画館はもちろん、一度失われた文化はワクチン打っても治りません。そのことわかってるのだろうか。
しかし、一部の政治家や専門家への「お任せ民主主義」をとってきたのは他ならぬ日本人自身だ。
今週の動画(「倉持麟太郎の『このクソ素晴らしき世界』」#8)でもそのことを論じたが、一部のエリートが主権者の主権を横取りし牛耳ることと、専門家(?)にお任せすればよいという市民の共犯関係だ。
経済的繁栄と生命至上主義がはびこり、準拠する価値を見失い、なんとなく国がまわっているような感覚。
これを醸成する根本にあるのが、日本国憲法とその議論の在り方だったと思う。
規律密度が低く、余白の多い憲法の余白を埋めるなければいけないのは主権者である私たちだった。しかし、戦後教育はまるで憲法を完全なものとして子どもたちに暗唱させた。
押しつけ憲法ではあったが、皮肉にもその内実は開かれた「押し付けの少ない押しつけ憲法」だったのだ。
コロナの今こそ、憲法についての不毛な議論を越えて、我々が暗に乗っかって来てしまった「お任せ民主主義」とエリートプラグマティズムを克服せねばならない。
是非、動画を見てコメントもください!
↓